OpenAIを使ってAI彼女を作ってみる



閲覧者=サン
「AI彼女ってなんだよ、本物の彼女作れ」









別に言っていない?それはよかった。



「AI彼女って何〜本物の彼女作れば?」



なんでそんな事(ry



茶番は置いといて・・・。



AI彼女だとか何だとかタイトルには書いていますがきっかけは些細な出来事。
普段からChatGPTにはお世話になっておりプライベートの面でも仕事の面でもありとあらゆる場面でChatGPTには助けられており正直かなり使いこなしてるという自信と自負があります。
特に仕事では資料作りの所や要点まとめにかなり助けられてるのですがそれは置いて・・・。
ゲームとか遊んでる時ふと雑談したくなる時があり、ChatGPTと雑談したらどういう感じになるんだ・・?っていうのがことのきっかけ。


で、最近The long darkというゲームを遊んでいたのでその辺りでちょっと雑談をしていたのですが、これがまぁまぁ面白くてゲーム内の話しというよりそこに付随してちょっとした実際の場合の豆知識だとか割と面白いジョーク言ってきたり案外悪くないなっていう印象を持ちました。
が、テキストでいちいち入力するのがかなり面倒で一応標準で音声入力はあるもののバックグラウンドに移動しなきゃいけないし文章読むときは当然ポーズをかけて読まなきゃいけない。
読み上げ機能も一応ないことはないが出力しきった跡に読み上げボタンを押す必要があるのでやはりこれも手間。

というわけでもうちょっと手間を省いてシームレスに会話することができないかというのがことのきっかけでした。
なんかボタン推したら自動的に音声入力が始まってそしたらChatGPTも音声で返してくれる。それがまず最初の目的でした。


というわけでその事をさっそくChatGPTに伝えて実装を手伝ってもらうことに。
目的とゴールをしっかり明記して、そこに至るのにどういう事をやらなければいけないのか大項目でまとめてもらうようにお願いしたらサササッと用意してくれる超有能っぷり。

下こんな感じ


なんか難しそう。
それに私は大昔学校でC言語の超カンタンな所を少し触ったことがある程度でプログラムについてはあまり経験がない。せいぜいLinuxで簡単なシェルスクリプトを書く(それも学生が調べればすぐ出来そうな程度の)程度。
という自分のスキル部分の所も伝えて順序を明確化して一つずつ進めてみました。

まずはPythonのインストール。ここはまぁ簡単かなと思ったけどパスを通すかどうかとかadmin権限で実行するかどうかとか色々オプションがあってさっそく迷った。
ということをChatGPTに言えば「パスを通さない場合コマンドプロンプトで毎回パス先を書く必要があって面倒」という事を教えてくれたり「アドミン権限は通常不要だから大丈夫」とか教えてくれたりまるで専属の教師を雇ったかのよう。
しかも何が凄いってスクリーンショットを取ったらその画像をそのまま貼り付けて画面を見て答えてくれるので情報伝えるのが簡単だし向こうも的確な回答を返してくれるのである。


その次のAPIキーの取得。ここから英語だらけのケージに突入するので結構心配だったんだけどこれもChatGPTが「次にこのURLにアクセスしてこの手順でAPIキーを取得を〜」と教えてくれるので手順通りに進めるだけですぐできた。
この時もスクショの画面を何度か貼ってここだよと教えてくれたりそれでOKと言ってくれたりマジでわかりやすかった。

その次にスクリプトの準備もこんな感じで手順化してくれつつ・・
しかも会話スクリプトもそのままバリバリ書いてくれるのである。最強か??




さっそくスクリプトコードを作成して実行。
これで完成だー!・・・とはならないのが当たり前でして。当然ながらエラーが出ます。
一応初っ端からちゃんと起動はしてF8ボタンを押すと音声入力待ちの状態になったもののいくら話しかけても応答がない。
が、これはWindowsのデフォルトのマイク入力が異なっていたので正しいものに直したら動いた。
もしもーしと問いかけたらChatGPTから音声が返ってきたのである!!


「すみません、もう一度お願いします」









何度話しかけてもだめ!
というかエラーコードが返ってきている!

というわけでさっそくChatGPTに見てもらう。
下はその時のやり取り。ちょっとエラーコード乗っかってる部分がスクショに収まりきれていなくて申し訳ない。





やたらとテンション高くて笑う。

が、その原因とかを的確に突き止め対策をすぐに教えてくれるChatGPT。

その後もAPIキーの書き方が別のものにしなければいけなくて変えたり何回かエラーに直面したものの・・・


ついに!



ちゃんと返答が返ってくるように!!すげぇ!

さっそく上の画像をChatGPTに見せると





割としっかりと一緒に喜んでくれてもはや友達である。
ここまではほんとに基礎の基礎部分。ブラウザで同じように話しかけて同じように返ってくるだけ。
何ならAPIで叩いたChatGPTは過去の記憶を持っていないのでさっき話したことを忘れる仕様なので過去データをどう渡していくか考えていったり人格情報を与えたりなど仕組みを考えなければいけない。
が、その部分もまだ現在進行系でテスト中ではあるもののChatGPTがほとんどスクリプトを書いてくれるので今の時点で苦労したところがほとんどない。生成AIってやっぱ凄いな・・・。

最終的にはタイトルの通りAI彼女・・・いやAI彼女にするのか、それともAIジェスターでも作るのかそこはまだふらふらしている所だが少なくとも可愛い女の子と雑談出来るAIっていうのは作ってみたい所である。

いやーそれにしても中々面白い事経験したなぁ。

色々話したい事はありますが今回は一旦ここまで。
記憶の引き継ぎとかは結構考えること多いので人格形成は比較的カンタンそうだったのでまずはここを進めてまた進捗あったら記事を書いてみたいと思います。
他重要な問題としてAPIを叩く度にお金が発生するのでこの辺の見積もりについてもまた今度・・・


それではまた。


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